インターネットを契約する時の注意、選び方、契約ポイントをまとめます。
インターネット回線契約の種類は多すぎます。
NTTフレッツ光からはじまり、auひかり、NURO光、ケーブルテレビや電力会社系光回線、光コラボレーション系で、ドコモ光、ソフトバンク光、OCN光、エキサイト光、U-NEXT光、@nifty光、so-net光、などなど本当にたくさんあります。
今やインターネットは、生活の一部です。テレビよりもインターネットを使っている時間の方が長いくらいです。
ここでは、なるべく安く、高速なインターネット契約回線の選び方をまとめていきたいと思います。
インターネット回線の種類
インターネット回線の種類で、主流になってきたのは、光ファイバーケーブルを使った光回線です。大量のデータを高速に運ぶことができます。
以前からあったものでは、アナログの電話回線を使ってデジタル信号を送受信するISDN、ADSL、 ケーブルテレビの同軸回線を使ったCATV回線があります。
もっともっと昔には、アナログ電話回線でのダイヤルアップでのネット接続というのがありました。
現在では、光回線が主流です。
また、光回線のほかに、高速無線インターネット回線のwimax、LTE4G、Wi-Fiなどがあります。超高速無線インターネットでは、もうじき5Gの時代がやってきます。
インターネット契約で光回線の種類と選び方
自宅で利用したいインターネット契約として、光回線を中心に解説します。
一番初めに光回線を普及したのがNTTフレッツ光です。
NTTフレッツ光は別途プロバイダ必要、全国がエリア
NTTフレッツ光は、NTTと光回線を契約して、インターネットを利用するためには、別途プロバイダと契約する必要があります。
料金もその分がかかりますが、エリアは全国展開していて、プロバイダを選びたい場合にはNTTフレッツ光がいいでしょう。
光コラボ・プロバイダ料金コミで安い、auスマホ割引、格安SIMとの割引も
次に、NTTが、光ファイバー回線を貸し出してプロバイダなどが再販売している光コラボレーションというサービスが人気です。
この場合は、ほとんどがプロバイダが販売をしているので、プロバイダ料金コミで安くなっています。
そのかわり、プロバイダを途中で変更することができません。
一部では、auスマホとのauスマートバリュー、auスマホ割引きができたり、同系列の格安SIMでスマホ割引きがあります。
NTT系以外の独自インターネット光回線、
NTT系以外では、独自の設備で光回線を展開しているKDDIのauひかり、NURO光、コミュファ光、eo光、ピカラ光、電力会社系の光回線などがあります。
独自回線のインターネット光回線は、地域が限定されている場合が多いです。
プロバイダ料金もほとんどが含まれています。
一部では、auスマホとのauスマートバリュー、auスマホ割引きができるところがあります。
また、NURO光では、softbankスマホとの割引のあるところもあります。
CATVケーブルテレビが、同じテレビの光ファイバー回線を利用してインターネットにつなげるようにしているスターキャットやJCOMなどがあります。
こちらもプロバイダ料金は別途必要ありません。
CATVケーブルテレビ系も地域は限定しています。
インターネット契約の種類と特徴を表にまとめると
インターネット契約の光回線種類別に特徴を表にまとめるとこうなります。
種類 | プロバイダ料金 | エリア | プロバイダ変更 | 携帯スマホセット割引き |
---|---|---|---|---|
NTTフレッツ光 | プロバイダ契約必要 | 全国展開 | プロバイダを変更できる | なし |
光コラボレーション | プロバイダ料金コミ | 全国展開フレッツ光と同じ | プロバイダ変更ができない。 | 格安SIMとの割引、一部auスマホ割引きかauスマートバリュ適用可 |
auひかり、NURO光、コミュファ光、eo光、ピカラ光、電力会社系 | プロバイダ料金コミ | 地域限定 | プロバイダ変更ができない。一部可能。 | 一部でauスマートバリュ、softbankスマホとの割引 |
ケーブルテレビ系 | プロバイダ料金コミ | 地域限定 | プロバイダ変更ができない。 | auスマートバリュ可能のところが多い |
NTTフレッツ光、光コラボレーションは夜間の通信速度が遅い傾向あり!
インターネット契約を比較検討する時に、安さだけでなく、ネット速度も気になります。
NTTフレッツ光とそれを利用した光コラボレーションのインターネット回線は、夜間のネット通信が遅くなる傾向があります。
光ファイバー回線そのもののインフラ環境は高速になってきたのですが、実際にインターネットにつながるのは、プロバイダなので、プロバイダの速度が高速な光回線の環境に追い付いていない場合があります。
地域や時間帯で違いがありますが、おおむねインターネットに繋がる人数が増える夜間になるとデータ転送速度をが遅くなる傾向があります。
IPv6回線に対応したプロバイダを選ぶとデータ速度は速い
夜間のインターネット回線速度が遅いということで不満がある場合は、NTTフレッツ光や光コラボレーションのインターネット契約の場合は、プロバイダの部分をIPv6に対応したものに変更すると速度が速くなります。
光コラボレーションでは、プロバイダを変更できないので、IPv6に対応しているところを最初から選択する必要があります。
インターネット契約の実際の契約パターン・安さか速度か
インターネット契約をなるべく安くしたい場合は、携帯スマホの会社を同じ会社でインターネット契約をするとセット割引で通信料金が安くなります。
ドコモユーザー→ | ドコモ光 |
ソフトバンクユーザー→ | ソフトバンク光、NURO光 |
auユーザー→ | auひかり、auスマホセット割OKの回線 |
格安SIMユーザー→ | 格安SIMと同じ会社の光コラボレーション |
高速ネット通信→ | IPv6回線、関東・関西・中部・中国・北海道・九州限定のNURO光 |
上記該当無、エリア外→ | NTTフレッツ光、光コラボ |
携帯スマホ大手キャリアとインターネット同時契約すると安い
今使っているスマートフォンの契約している会社の販売しているいインターネット光回線を選ぶと、スマートフォンの通信料金が、大幅割引になるスマホセット割引があります。
このように同じ会社でセットでインターネット契約を申し込むと、スマホの料金が割引になります。
月200円~2000円程度の割引が多くあります。
特にauは、割引額が大きく、家族で人数分のスマホ料金が割引になり、うまくいくとインターネット契約の分がタダ同然にできたりします。
スマホとセットでインターネット契約を考えると、上手な通信費節約ができます。
つまり、インターネット契約で光回線の月額料金が、他社よりも高くても、同系列のスマホ割引で通信費節約が可能であれば、インターネット契約をしてもいいのではという判断が出来ます。
au、ドコモ、ソフトバンクの大手携帯キャリアだけでなく、最近人気の格安SIMと同じ会社の光コラボレーションがある場合は、ほとんど格安SIMの料金を数百円ですけれども割引をしています。
ドコモ、ソフトバンク、auとの割引があるところ紹介
auひかり、ソフトバンク光以外でスマホとの割引があるところ
ソフトバンク光、auひかりのスマホ割引きをしてもらいたいけど、エリア外だったり、なにかと条件が合わない場合にもその他のインターネット契約があります。
ドコモについては、上記のドコモ光しかありません。
下の方でも紹介しますが、ケーブルテレビ系、電力会社系のインターネット契約でもauスマートバリューが利用できるところがあります。
インターネット契約と格安SIMとの割引
最近人気の格安SIMです。
au、DoCoMo、ソフトバンクの大手携帯キャリアから格安SIMの会社に乗り換えると、スマホの料金が劇的に安くなります。
1000円程度でスマホを持つこともできます。
格安SIMは、プロバイダが販売しているところがたくさんあります。
プロバイダは、光コラボレーションといって、NTTフレッツ光網をかりうけて、フレッツ光の再販売をしているところがほとんどです。
同じ会社の格安SIMと光コラボレーションのインターネット契約を申し込むと、格安SIMの月額料金が安くなることがあります。
だいたい200円程度の割引ですが、格安SIMも光コラボレーションも安いので、トータルでは通信料金が安くなります。
格安SIMとインターネット契約で割引があるところ、ポイントがつくろこと
インターネット契約を速さで選ぶならNURO光
インターネット契約と月額料金を安くするのと、インターネット回線を高速にして快適なネット生活をしたいという願望の両面を求めたいものです。
その場合は、格安SIMでスマホを運用して、インターネット契約は、超高速のNURO光を選択する組み合せが、おすすめです。
NURO光は、超高速の2GBで、プロバイダ料金コミ、専用ルーターのレンタル料金もコミコミで、ウイルスソフトも付属していて4743円という安さです。
しかし、サービスエリアが限定されていて、関東、関西、東海、中国、九州地方、北海道だけになります。
この地域に住んでいるなら、インターネット契約では、NURO光が一番おすすめです。
NURO光は、ソフトバンクのスマートフォンとの組み合わせで割引があります。
NURO光
ケーブルテレビ系でauスマホとのスマートバリュー割引ができるところ
auスマホを利用している人は、auひかりを同時契約してスマートバリューでスマホの大幅割引が可能です。
auひかり以外にも、中部圏でサービスをしているコミファ光、関西圏ではeo光などは、スマホのスマートバリュー割引が適用できます。
一部の光コラボレーションでも、auスマートバリュが適応できるところもあります。
ケーブルテレビ会社(CATV)光サービスでテレビとの組み合わせ
インターネット契約で光回線を比較して選ぶ時、電力会社、ケーブルテレビ系列という選択肢です。
地方ごとにあるCATVのケーブルテレビ局がインターネット回線でオプションで提供している場合です。
ケーブルテレビそのものが、光ファイバーケーブル化が行われていますので、それにインターネットの接続システムを乗せてサービスが販売されています。
ケーブルテレビは、ごくごく小さな地域で営業している場合が多いので、それぞれにサービス内容が異なります。
ケーブルテレビ系、電力会社系はauスマートバリュー適応可が多い
ケーブルテレビ系、電力会社系のインターネット契約ではauスマートバリューが適応できるところがたくさんあります。
ケーブルテレビの契約と合わせてインターネット契約もすると割引されるものや、最近では、auとの提携で、スマホの割引をおこなったりしています。
ケーブルテレビの光回線はデータ速度が、高速なところが多いです。
高速で安定したネット生活環境と、ケーブルテレビのテレビ番組を見たいパターンでは、比較検討の価値があります。
それぞれケーブルテレビやインターネット契約を個別で契約してしまうと、合計で1万円以上になりますが、ケーブルテレビのセット料金で7000円~8000円といった金額のサービスになっています。
電力会社系列でインターネットの比較
電力会社も地域ごとで分かれています。
中部電力系のコミュファ光
auスマホとの連携で、スマートバリューを使うことができます。
中部地方に住んでいるのなら、他社と比較検討の余地があります。
auスマホ持ちでの人は、auスマートバリューを利用して電力会社のインターネット契約を組み合わせもありかと思います。
愛知、三重、岐阜、静岡の中部地方限定のサービスになります。
So-netのプロバイダー料金込、高速のギガスピード、光電話もNTTより安くて300円です。
コミファ光電話同士は無料通話ができます。
光テレビのオプションもあります。
auスマホを持っている人は、スマートバリューが適用できて、1スマホごと1410円割引も適用できます。
関西電力系のeo光
eo光は、大阪中心の関西地域でのサービスです。
大阪府、京都府、兵庫県、和歌山県、奈良県、滋賀県、福井県の一部の地域がサービスエリアです。
全国シェアで言うと、なんとNTT、KDDIに次ぐ3番目のシェアなんですね。
関西電力子会社のケイ・オプティコムが、運営しているインターネット契約の光回線になります。
月額料金は比較的安い部類です。
インターネット契約の初年度が1年間、2953円から始まります。
初期工事費無料、商品券最大10,000円がもらえるキャンペーンなど、時期的にやってます。
光テレビ、光電話などのオプションもあります。
スーパースタート割、工事費無料、商品券キャンペーンと、他社に負けじといろいろやってます。
こちらも、auスマホを使っている人なら、スマートバリューでセット割もあります。
■■5ギガ(5Gbps)光が 3,248円〜【eo光】■■
四国電力系のピカラ光
四国地域の電力会社系のインターネット契約回線です。
四国電力グループのSTNet(エスティネット)という会社が行っているインターネット契約回線です。
四国では、有名な会社で、そこの光回線サービスで「ピカラ光」です。
いろいろとキャンペーンをやっています、工事費無料、25,000円のキャッシュバックなどがあります。
時期によっていろいろキャンペーンは変換しますが、だいたい、同じような内容のキャンペーンをやってます。
インターネット申込みなら【ピカラ光.com】
全国展開は、やっぱりNTTフレッツ光だけど
NTTフレッツ光を直接NTTに申し込むのはあまりおすすめしまでん。
エリア的に、auひかり、NURO光などがダメな場合は、NTTフレッツ光のインターネット回線網を利用している光コラボレーションで申し込んだ方が安くつきます。
しかし、プロバイダをいろいろ試したい場合とか、光電話を2回線以上持ちたいような事業者などは、NTTフレッツ光しかないです。
固定電話も光電話で安くなった
インターネット契約をするときに、固定電話が必要な場合は、これに光電話を加えます。
従来のアナログ回線の電話は、基本料金が月額1700円でした。
光電話の基本料金は500円です。
月額5000円程度で光回線と固定電話を持つことが可能です。
光電話は、NTTフレッツ、光コラボレーション、NURO光、eo光、auひかりなど、どこのインターネット契約でも、ほとんど光電話のオプションがあります。
事業用に電話を2回線以上必要な場合は、NTTフレッツ光になります。
まとめ
インターネット契約を比較して、どこの光回線を選ぶ時の参考情報をまとめました。
NTTフレッツ光、光コラボレーションと割引サービスとの組み合わせ。
関東、関西、中部東海に住んでいる人は、NURO光が、安さ、速さで一番おすすめです。
auひかり、光コラボレーションとauスマートバリューの組み合わせで通信費節約を目指すというパターン。
ケーブルテレビ会社(CATV)光のインターネット契約とテレビとの組み合わせ。
電力会社系列という分類でインターネット契約の光回線を比較してみました。
しかし、インターネット契約は、固定の回線だけではなく、一人暮らしのネット環境という点では、工事もしたくない時には、SoftBank Air、高速無線インターネットのWiMAX、モバイルWi-Fiという選択肢もあります。
引っ越しのシーズンなどでは、光回線の工事が集中して、開通までに一ヶ月待ちになるなど、ざらです。
その点、SofBank Air、WiMAX、モバイルWi-Fiは、無線インターネットですので、無線ルーターが届いたらその日からネットが使えます。
回線工事に部屋まで人が入ってほしくないよういな女性の一人暮らしにも向いています。
こちらのページで詳しく解説しています。
インターネット契約は、光回線、無線インターネット契約と選択肢が増えています。
自分にあったインターネット契約を比較検討して、快適なネット生活をしたいと思います。
今回は、インターネット契約を比較して光回線を選ぶということで、NTTフレッツ、NURO光、auひかり、CATV、電力会社系の特徴や通信料金などを比較検討して、まとめてみました。
ここに紹介したインターネット光回線の契約先以外にも、まだまだたくさんありますが、全部を比較検討しても、かえって選ぶことができなくなってしまいます。
代表的なおススメのインターネット回線だけ掲載しました。ご参考までにどうぞ。
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