契約してからもWiMAXの速度制限ルールについてよく知らないという人が結構います。
WiMAXはあくまで月間の通信量が無制限と言うだけで、直近の3日間の合計通信量が10GB以上だと翌日の18時~翌々日の午前2時までの8時間は通信制限がかかります。
しかし、2時以降になっても通信制限が解除されない場合があります。
その理由は2時前からの継続利用が原因です。解除するためにはルーターを再起動しましょう。
WiMAXの速度制限ルール:速度制限が午前2時以降でも解除されない理由
直近3日間の合計通信量が10GB以上になると速度制限がかかる
対象期間:翌日18時~翌々日2時までの8時間
たとえば、
- 4月1日に1GB使用
- 4月2日に20GB使用
- 4月3日に0GB使用
- 4月4日18時~4月5日午前2時←速度制限がかかる
こう状況だと4月3日の時点で直近3日間で21GB使っているわけなので4月4日の18時~翌日2時までの8時間は速度制限がかかります。
- 4月2日に20GB使用
- 4月3日に0GB使用
- 4月4日に0GB使用
- 4月5日18時~4月6日午前2時←速度制限がかかる
この状況のように、たとえ2日間まったく使用していなくても、その一日前(4月2日)に10GB以上使用しているので、4月4日の時点で直近3日間の合計通信量が20GBになります。この場合も、4月5日の18時~翌日2時までの8時間に速度制限がかかります。
- 4月3日に0GB使用
- 4月4日に0GB使用
- 4月5日に9.9GB使用
- 4月6日18時~4月7日午前2時←速度制限がかからない
上の状態であれば、4月5日の時点で直近3日間の合計通信量が10GB未満なので、4月6日には速度制限がかかりません。ですが、速度制限がかからないからといって0.1GB以上使用すると合計10GBを超えるので4月7日には速度制限がかかります。
これを書いてて思いましたが、UQ WiMAX公式サイトのほうが正直視覚的に見やすいですね→WiMAX2+サービス ネットワーク混雑回避のための速度制限について(新しいタブが開きます)
午前2時以降も速度制限が解除されないのは継続利用が原因
WiMAXは速度制限がかかると直近3日間の合計通信量が10GB未満になるまで18時~翌日午前2時まで制限がかかりますが、午前2時前からWiMAXを利用した状態で午前2時を過ぎると、そのまま速度制限が引き継がれて4時間後の午前6時まで制限がかかった状態になってしまいます。
ずっとWiMAXを使用した状態が続くと最大で18時~翌日午前6時までの12時間は速度制限の対象になるということです。
解除方法:ルーターの再起動
解除方法はルーターを再起動するだけです。
WiMAXのインターネットへの接続が継続している状態を一旦解除すると午前2時以降はちゃんと速度が元に戻ります。
ネット動画を見ながら夜更かししていて、「あれ2時過ぎたのに速度制限解除されないなぁ」と感じたら、一旦ルーターを再起動して接続し直してください。
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